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中国報道:大学入試戦争
中国の受験シーズンは6月、ちょうど今。
これを書いている時期にはもう終わっているでしょう。
この時期は例年メディアも騒々しくなります。
やれ今の教育制度はどうとか、やれこんな苦学生がいるとか。
この流れは恐らくずっと昔の科挙制度があった頃から続いているんでしょう。
優秀であれば出自を問わないというのは当時としては画期的。
とはいえ現実的には、勉強を続けられるほどの財力がなければ不可能だったわけで。
狭き門だったことは変わりないようです。
・大学入試戦争
2014.06.04 21:29:54
//slide.news.sina.com.cn/z/slide_1_33131_61266.html#p=1
5:40 起床
5:50-6:05 朝の体操
6:10-7:00 朝の自習時間
6:50 三年生の朝食時間
7:00 一・二年生の朝食時間
7:50-12:00 午前の授業
12:40~14:40 昼休み
14:50-18:00 午後の授業
18:50-22:30 夜の補習授業と自習
22:35 消灯就寝……
これは河南省汝南高校の全在校生の夏季通常作息时间(註:仕事と休憩の時間)だ。
この時間割は、教師と学生にとって緊張感と規則正しいリズムの中で進む。
起床、朝の体操、食事、授業、トイレ、就寝、多くの学生は常に駆け足状態である。
高考(註:全国大学統一試験)は、既に現代中国で最も「深入人心(註:心情に深く入り込む)」社会の光景となっている。
近来、高考受検者数は下降傾向にあるとはいえ、每年の受検者数は依然として1000万ほどで、ヨーロッパの中レベルの国の総人口と同じくらいだ。
高考、まるで旷日持久(註:時間を無駄に費やして長引く)な「戦争」のようなもので、学生をその渦に巻き込み、家庭を引きずり込み、社会に影響を与え続けている、一年また一年と……
全国人口第一の省である河南は、高校生の数が全国でも同様に一二を数え、2014年の受験者数は72.4万に達した。
河南の高校と高校生もより重たいプレッシャーを長いあいだ背負っている。
汝南は、河南省南部に位置する悠久の歴史を持ち、文化がきらめく千年の古い県である。
汝南高校は建てられて既に百年を越える古くからの重点学校で、かつては多くのエリート人材を育み、輝いた。
学習の雰囲気は濃く、学生は自然と本の山に頭をうずめる。
汝南高校の設置環境、教学管理等の様々な方面における学生のために創造した学習条件、学習の雰囲気や鼓舞激励する仕組みからは学校や教師たちの賢明さや苦心がはっきりと見て取れる。
テスト毎のランキング表彰や学校の大小の幕が掛けられ、教室や寝室、廊下、壁等さまざまな場所にはスローガンや决心书(註:決意表明を書いた紙)、挑战书(註:コンテストや勝負をするための参加者を募る紙)、检讨书(註:始末書)等、戦場にいるかのような感覚を人に与える。
「头可断、血可流,坐断板凳最风流(註:「首を刎ねられても、血が流れても構わない。椅子を座りつぶすのが最も風流である」、元は「头可断、血可流,工不可复」という抗日関係の言葉)」
「只要学不死,就往死里学(註:勉強して死ななければ、死ぬまで勉強するまで)」
これらあたかも残酷で悲壮な言葉は学生の机の上に貼られている。
学生たちにはどうやら「もしまじめに勉強しなければ、恥ずべきこと!」と見えているようだ
二人の学生の作息
2014年5月、正午の校庭はとても静かで、住校生(註:寮生)は全員教室内で昼休みを過ごすよう要求され、三年生の教学棟はどのクラスも学生が机についている。
高考が近づくと、学生たちは一分一秒を争うように多くの者がみな本を広げ、眠くなったらそのまま机に突っ伏して少し休憩をする。
张贝贝が所属する文科487班の教室は大きく、クラスには100名以上の学生がいる。
昼休み時は、学校や教師の厳しい管理と学生の自覚のもと、教室内は静まり返り、数名の学生が一斉にページをめくる動作だけが動きらしい動きだ。
张贝贝は耳を塞ぎ休んでおり、彼女たちのクラスの多くの学生はみな耳を塞いでいて、主には暗記や寝るときに使い、お互いの干渉を防いでいる。
高考まであと20日ほど、三年生は二日に一度のペースで模擬テストを受け、よく休むことよく勉強することは教師と学生にとって同等に重要視されている。
実際のところ、時間割以外で、緊張がないときは存在しない。
高考のプレッシャーのもと、死にもの狂いで苦学することは往々にして资源(註:資源)や出路(註:活路、出口、進路)に恵まれない学生たちには最も直接的な戦い方である。
502班の学生である陈军峰は理科が全校トップの成績だがこのように懸命になるかもしれない。
成績も彼に「开小灶」という「特別待遇」をもたらす。
陈军峰ともう一人ほかのルームメイトは特別に学校の校史馆の中の資料室に寝泊まりすることを許されているが、それは彼らのような「尖子生」に対して、邪魔を受けずにより多くの勉強時間を与えるためである。
高考がより近づき、時間もより少なくなると、陈军峰は毎晩0時頃まで勉強し、そして487教室では、张贝贝もまた最後の一人になるまで残っていた。
自强の自强(註:努力すること)
学生は苦学し、教師は教学に勤しむ。
一種強烈な競争の雰囲気の中、各クラス、各教師、各学生が皆あたかも切磋琢磨しているようだ。
556班は高二のクラスだが、学生たちの勉強に打ち込む姿は受験間近の高三のクラスにも引けを取らない。
クラス担任の万金彪が紹介するに、高考のために三年間努力する子どもたちの刻苦勉励の勉強精神には常々感動させられるとのことだ。
これら農村より来ている多くの子どもたちは、高考が人生や運命を変える最大のチャンスだと考えている。
尹自强は、556班で最も成績が良さそうな学生である。
実家が汝南県余店郷李楼村尹湾村にある彼は、あまり裕福でなく不幸な家庭に育ち、胃癌を患った母が家中のあらゆる財産を使い果たし、最終的には彼らを捨てて出ていったことから、自强を進学させるために、父は一人で生活の重荷を背負い、家内で铝合金(註:ジュラルミン)の門や窓を設置する商売をして生活を支えている。
自强が言うには父親はとても疲れているように感じ、商売も大きくなくいが父は誰かに雇われたくないようで、一人で苦しみ、商売はますます上手くいかず、いつも色んな所を駆けずり回っているとのこと。
学校も自强のために每年1500元の贫困优秀学生助学金を申請した。
素直な自强はそのため勉強をより一生懸命に励むようになり、クラスでずっと10位以内を維持している。
しかしバスケが大好きな彼はその最中にボールが当たって鼻骨を折り、以降鼻の気道が塞がれたことによる目まいや頭痛に悩まされ、さらに彼の胃腸も特别よくなく、食事もあまりとれず、普通に通学するのが難しいようだ。
こうした情况で、病身で既に70歳を超える祖母がやむを得ず実家から出てきて学校周辺に部屋を借り自强の世話をすることになった。
2014年5月、二階建ての小さな建物に囲まれた院子、自强と祖母はそこに一間を借りた。
ここに住んでいるのは16世帯、全て子どもの通学の世話をするために借りた人々で、どの家庭にも二人や三人の学生を抱え、全員で40名以上の学生がいる。
「みんな子どものために引っ越してきたんだよ!」
志强の祖母は言う。
十数名の保護者が居住し、毎日買い物や料理、洗濯、時間調整などで子どもの生活の世話をしており、皆のおしゃべりで最も多いのは子どもの勉強と成績の話題だ。
「自强が鼻骨の手術を受けて私が世話をしにやってきてからというもの、体のほうは良くなってきたようで、成績も安定してきました。」
家庭について話すと、自强の祖母は涙を流したが、孫の素直さと向上心には慰められているという。
「私は一生懸命がんばって理想とする大学に受かる、そうして初めて祖母や父、先生や学校の自分に対する配慮に顔向けできるというものです!」
尹自强は言った。
豆豆の涙
2012年春、豆豆は県城高校から駐馬店高校に転校、ずっと良い成績の彼女はより多くの街の優秀な学生が集まる「小班」に振り分けられたが、豆豆の勉強はとても熱心で、目標も大きく、自然と自身に対しても小さからぬプレッシャーをかけている。
高三の最後の学期、学校では毎週模擬テストが行われる。
高考のために皆懸命になり、優秀な学生が集まる学校やクラスでは、豆豆の成績はどうやらずっと彼女が理想とする程度には達していなかったようだ。
「全ては勉強のためだけ、娘には楽しみは全然ないんです。」
子どものことに心を痛める母はどうにかして娘に楽しみを作ってあげたいと考え始めた。
服を買ったり、美味しいものを食べたり、プレゼントを送ったり、高考の前にはこうした努力は情緒不安定の豆豆をリラックスさせることはできず、苦しみ悩む感情はついにふとした刺激で涙として溢れ出た。
四月のテストが終わり、結果が良くなかったため、晩くまで自習してから彼女は自分の部屋に閉じこもり、母と電話で話し、自分は努力しているが理想とする結果が得られないと、家族に対して恥ずかしいと心を悩んでいると、同時に毎日勉強に忙しくて友人と心を通わすこともできず孤独や失望感を感じると泣いて訴えた……
五月、高考は冲刺(註:ラストスパート)の段階に突入、教育養成組織が行う全国有名教師による高考へ向けての文、理、総合押题串讲(註:傾向と対策を教える)イベントが鄭州で行われ、豆豆はこの二日間限りの4800元の試験前補習に参加、多くの保護者や子どもと同様にすべての頑張りを経た後に、彼らはこうした高額の教師による「点石成金(註:平凡なものに手を加えて立派なものにする)」にこれで高考に受かるのではという一縷の希望を寄せるのだ……
电子竞技(註:サイバーゲーム)チャンピオンの夢
李映彤、駐馬店高校518班の学生、彼は天资聪颖(註:生まれつき聡明)な子どもで、以前は全市电子竞技チャンピオンとして駐馬店を代表して全省の「电竞」大会に参加したことがある。
多くの人の目に映るゲーム少年とは少し異なり、李映彤は勉強に対してもより熱心である。
「电子竞技は主に中学生の時にやってましたけど、高校に入ってからは忙しくて、遊ぶ時間が無くなって、時々みんなとこの辺の大会に参加するくらいです。」
李映彤は言った。
李映彤も今年は高考に参加するが、彼が言うには英語があまりよくなく、それにこだわらず、自分の強みにしぼって勉強しており、そのため、彼はある塾の高考対策クラスに参加することにしたそうだ。
毎日午後授業が終わると、彼は学校の向かいにあるビルで塾の教師と一対一で数学の補習を受ける。
「決して費用は安くないし、両親も普通の人ですが、両親は私を応援してくれていますから、高考のために自分は邁進するだけ、一生懸命にやるだけです」
李映彤はこのように考えている。
安心して勉強するため、李映彤はいつも自分の家の古い離れに住み、朝食と夕食は外で済ませ、昼食の時だけ母が営む烟酒店で一家そろって食事をする。
李映彤はそうした家族から暖かく穏やかな時間を与えてもらっていると感じている。
彼はもともと遊び好きで、両親はそれに心配し、とりわけ父は彼の学習に対して心から配慮していた。
「見てください、小学生の時に使っていた教科書、父が大切に取っておいてるんですよ」
李映彤の家で、彼は部屋の四隅に積まれている本を指さして言った。
我々は一緒に手を動かし、彼が高校で使った本や資料を積んでいくと、なんと天井にまで達した。
目的意識、集中力、そして忍耐力が李映彤にはあり特に際立っている。
「2013年の高考まであと276日、2014年の高考まであと641日……」
彼が高二になったその日から、李映彤は自身のQQネームを高考までのカウントダウンに変え、毎日更新し、高考の時まで欠かさないつもりだ。
「毎日朝起きてまず最初にすることは日にちを新しくすることです」
李映彤にとって、何かをやり続けることは自分に自信や力を与えてくれることであり、高校に通い、大学を受験することはその過程であり、疲れても我慢し、やり抜いてこそ勝利が待っているのだと!
「今、私の最大の夢は高考までやりぬいて、以前のゲーム仲間とまたゲームをして、スカッとすることです!」
李映彤はQQで友人たちと熱く語っていた、待ってろよと……
以下、この記事に対する反応
高考は完全なる一発勝負。
成績が悪ければ自分が興味がない専門に振り分けられる可能性もあります。
それをけるのは自由ですが、妥協する人も結構います。
まあ勿論、才能と好き嫌いが一致するわけでもないのでそれがいい結果になる場合もあるとは思いますが。
いろいろとドラマは毎年生まれますね。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 作者: 坪田信貴
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中国報道:我が国は既に呼喊派など14の邪教組織を明確に認定している
先月28日に山東省のマクドナルド店内で女性が複数の男女に撲殺されるという衝撃的事件がありました。
しかもその犯人たちが所謂邪教組織のメンバーだったということで、さらに注目を集めています。
今回はそれに関するニュースを紹介。
・我が国は既に呼喊派など14の邪教組織を明確に認定している
・「全能神」のほかに中国にはどのくらい邪教が存在しているか
改革開放後、我が国の邪教組織は次第に発展をし始めた。
20世紀の80年代、邪教勢力の多くは辺鄙な地域で活動していたが、90年代の新しい邪教の多くは中心都市を基盤として拡張を続け、21世紀に入ると、現在の邪教勢力は国際化の傾向を見せ始めた。
我が国では、明確に認定している邪教組織として全部で14団体がある。
・中央办公厅(註:中共中央辦公庁。党中央や党直属の機関、地方の党組織に対して服務する事務組織)、国务院办公厅(註:国務院辦公庁。日本でいう内閣官房)のファイルが明らかにしている7つの邪教組織
①呼喊派
組織情况:
李常受が1962年にアメリカで創立、1979年に我が国に浸透。
1983年に活動は20の省・自治区の360の県と市に及び、20万人余りを騙している。
社会への危害:
李常受は「基督(註:キリスト)は私である。私も基督である」と妄言。
この度の招远血案(註:2014年5月28日に山東省招遠で起こった宗教団体によるリンチ殺人事件)を引き起こした「全能神」の教主である赵维山はかつてこの団体の黒竜江省の骨干(註:骨幹、中心的人物)だった。
近年、当組織は「常受教」「中华大陆行政执事站」「被立王」「主神教」「实际神」「东方闪电」等の派閥へと分かれ出している。
②徒弟会
組織情况:
陕西省耀県の農民である季三保が1989年に創立、内部には总会、小分会、教会点等の7つの機関がある。
1995年初までで、当組織の活動は既に14省の300県以上に及び、騙された民衆は35万人余り。
社会への危害:
季三保は「七步灵程」を編集、「神に選ばれし基督」「神の息子」と自称し、奇跡を起こし、病を治し人を救うことができるとしている。
当組織の骨干は迷信邪説を捏造、流布し、多くの学生を辍学(註:中退)させ、多くの民衆に一日中「祷告(註:お祈り)」をさせ、生産活動を放棄させ、彼ら自身の財産を売却させ、「升天(註:「昇天」)」に備えさせ、また病気になっても医者には掛からず、治療の遅れにより死亡することも起こっている。
③全范围教会
組織情况:
1984年、河南省鎮平県の徐永泽が平頂山に創立。
最高機関は「全范围议会」で、その下に7つの牧区。
1991年時で、当組織の活動は既に15の省・自治区の88県に及び、騙された民衆は数万人。
社会への危害:
徐永泽は『教会基本建造草案』を編集、「中国文化の基督化、全国の福音化、教会の基督化がされた国を実現し、主とともに権力を握る」という考えを提示している。
一部の骨干は「世界は終わりに来ている、災いがもうすぐやってくる」「主を信じれば病は治る」等という風説を流し、信徒らに毎日集会するときは嚎啕大哭(註:大声で泣き叫ぶ)するよう要求。
その影響を受け、多くの民衆は労働意欲を失い、一心に「升天」を待っている。
④灵灵教
組織情况:
江蘇省淮陰県の農民である华雪和が1983年に創立。
当組織の形式は比較的緩いが、はっきりと分業化されている。
1990年の時点で、当組織の活動は既に13の省・自治区・直轄市に及び、騙された民衆は1.5万人余り。
社会への危害:
华雪和は「第二の耶稣(註:イエス)、主たる基督」と自称、「主たる耶稣は肉体を得て再び降臨する」、「淮陰が耶路撒冷(註:エルサレム)である」と語っている。
当組織は「世界末日(註:世界の終わり)がまもなくおとずれ、全人類は滅ぶが、「灵灵教」に入りさえすれば災いから逃れられる」と吹聴し、信徒らに生産活動を放棄させ、「世界の終わり」を座して待たしめている。
⑤新约教会
組織情况:
香港女性映画スターである梅绮(江端仪)が1960年に創立、後にその娘である张路得が引き継ぎ台湾に伝え、組織をつくった。
1964年、当組織のもう一人の責任者である洪三期が台北高雄県に新本部と「聖山」を設立。
1988年、当組織の「石牌教会」の責任者である左坤がほかに「耶稣基督血水圣灵全备福音布道团」を設立。
社会への危害:
梅绮、洪三期、左坤らは揃って「先知(註:先覚者、預言者)」を自称、「至高なる神が王権を握る」と代弁し、「神の在る地上の君主」、「人の国を覆し、神の国を建設」しなければならないと宣伝している。
⑥观音法门
組織情况:
1988年、イギリス国籍の華人である释清海が台湾に創立、活動は全国の大部分の省・自治区・直轄市に及ぶ。
1998年5月、骨干の许成江が別に「圆顿法门」を設立、9つの省・市の20県(市)余りに蔓延、騙された民衆は約5000人。
社会への危害:
释清海は自身を「清海无上师」と標榜、释迦牟尼(註:釈迦牟尼)、耶稣基督(註:イエス・キリスト)、安拉真主(註:アラー)等と同等としている。
1989年より、「观音法门」の構成メンバーは旅行、親族訪問、投資経営を名目に、頻繁に人員を派遣し大陸に進出、メンバーを増やし、秘密裏に活動拠点をつくっている。
このほか、様々な策動で国内の信徒を国外の「法会」や研修に参加させ、帰国した後、邪教組織の発展により寄与させている。
⑦主神教
組織情况:
邪教組織「被立王」の骨干である刘家国が1993年に創立、活動は22の省と市に及ぶ。
当組織のメンバーは「主神」「省权柄」「各级同工」等の7階級に分けられている。
社会への危害:
刘家国は「主神」を自称、「世界末日がまもなくおとずれ、「主神」を信じる者もみが救われる、「主神」を中心に団結し、最終的に神の王国がつくられる」等という迷信邪説を捏造、流布している。
彼はさらに「赐神灵」を名目に、女性19人を強姦し、また奉献粮(註:食べ物の献上品)、奉献款(註:金銭の献上品)を納めることを名目に、金銭40万元余りを騙し取った。
・公安部が認定し明らかにしている7つの邪教組織
⑧被立王
組織情况:
「呼喊派」の骨干である吴扬明が1988年に創立、かつて一時的に29の省・自治区・直轄市に活動拠点500箇所以上を設立し、信徒は数万人に上った。
当組織の体系は「父王」(吴扬明)、「服权人」、信徒等の5階級に分かれ、また厳格な戒律がある。
社会への危害:
吴扬明は『圣经(註:キリスト教の聖書)』の中にある「被立」という言葉を利用し、自らを「被立王」とかたり、「世界末日がもうすぐおとずれ、「被立王」を信じる者だけが救われる。もし信じなければ罰を受け、虐殺される」と宣伝。
彼は前後して誘拐や脅迫の手段で成年女性や幼女数十人を強姦。
彼はさらに信徒に「奉献款」を納めるよう要求、数十万元を集めた。
⑨同一教
組織情况:
正式名称は「世界基督教同一神灵协会」、アメリカ国籍の朝鮮人である文鲜明が1954年に韓国釜山に創立。
社会への危害:
当組織は信徒は必ず異性の信徒と两性关系(註:性的関係)を結ばなければならないと規定し、これを「洗礼」と呼び、文鲜明により信徒の婚姻が指定され、国を越えた大型「集体婚礼」が行われる。
当組織はかつて韓国、アメリカで反共大游行(註:デモ)を組織したことがある。
「同一教」は投資援助、職員や教員への任職、文化交流等を名目に、人員を派遣し我が国に入り浸透活動を行っている。
同時に我が国の出国した職員を懐柔、引き込むことに尽力し、帰国後に彼らに「同一教」を広めさせている。
⑩三班仆人派
組織情况:
河南省鎮平県の徐文库(または徐双富)が創立、構成メンバーは「大仆人」「二仆人」等の6階級に分かれ、比較的厳密な組織体系を構築、活動は一時的に18の省・自治区・直轄市に及んだ。
社会への危害:
徐文库は『圣经』を借用し自己を神格化、「大仆人」と自称。
当組織は「2000年前、世界に七つの災いがあり、世界末日がおとずれた。ただ「三班仆人派」こそが真理真道」等という迷信邪説を流布。
ここ数年、徐およびその骨干は「奉献钱は神への贈り物」等という言葉を口実に、多くの金銭を騙し取っている 。
⑪灵仙真佛宗
組織情况:
1979年にアメリカ国籍の華人である卢胜彦が創立、本部はアメリカ・シアトル・雷躲寺(または「灵仙真舍总堂」と称す)。
1988年より我が国に入り、活動はかつて一時的に13の省・市に及んだ。
社会への危害:
卢胜彦は自身を「活佛」「佛主」と標榜、社会主義制度を極端に敵視、かつて1989年に何度も公開演説を行い、党と政府を攻撃した。
当組織はほかに上海、広州、昆明等に支部を設立、指導者を委任し、当組織の書籍や宣伝品を大量に密輸、配布し、メンバーを増やし、組織をつくっている。
⑫天父的儿女
組織情况:
別名「爱的家庭」とも称し、アメリカ人の大卫·摩西·白克が1968年にアメリカに創立、その基本单位は「家庭」であり、最高機関は「皇室」で、大卫は「国皇」に任じている。
当組織は1980年より我が国に浸透している。
社会への危害:
一切の社会制度と意識形態を攻撃、「上帝の愛とは即ち性爱」と称し、信徒らにそのように売春をさせる方法で信徒を増やし、経費を集めている。
「家庭」においては集団居住、乱交を行い、ひどくは児童の性行為も提唱している。
その影響を受け、国内の多くの構成メンバーに流氓(註:ごろつき、チンピラ)行為があり、乱りに两性关系を結んでいる。
⑬达米宣教会
組織情况:
韓国人の李长林が1988年に創立、最高機関は「达米宣教会世界总本部」。
1992年初に我が国に入り、活動は一時10以上の省・自治区・直轄市に及んだ。
社会への危害:
当組織は「末世论(註:終末論)」の宣揚を宗旨とし、1992年10月28日23時が「世界末日」の始まりと宣伝、その時に当組織に入っている者は復活した耶稣とともに「升天」するが、その教えを信じない者はその後の7年「大災難において苦しみを受ける」としている。
1992年より、当組織は頻繁に人を派遣して我が国に入り、メンバーを増やし、組織をつくり、また国内の骨干に煽動させ、騙した民衆を集め「升天」活動を組織している。
⑭世界以利亚福音宣教会
組織情况:
韓国人の朴叫呼が1980年に創立。
構成メンバーは上帝、总务等の5階級に分けられている。
当組織は1993年に我が国に入り、活動は東北三省、北京、河北、上海等の11省・市・自治区に及んでいる。
社会への危害:
朴叫呼は最後の先知「以利亚」であると自称、信徒に「石仙」と呼び崇拝するよう要求、組織を「石国」と呼ぶよう要求している。
当組織は我が国各地に集会拠点、連絡拠点を設立し、また土地を借り「石国」村を建設、騙した民衆に家財を売却させ、一家で転居させ、共同生活するよう唆している。
「石国」村の中では、住民に外界との連絡を絶ち、集中して邪教の教義を学ぶこと、新聞やテレビ、ラジオに接触してはならないと要求している。
糖小胖Song[广东江门]
そのまま根こそぎ排除しろよ
支持(21)
手机用户[山东泰安]
中国は絶対に大打撃を加えねば!
支持(14)
max531[河南洛阳]
何年か前にもなんとか神教のチラシを見たなあ
支持(7)
暴走救世主[甘肃兰州]
厳しく取り締まり……みなで拒絶しよう……
支持(15)
良民侯叔[广东汕头]
严惩不贷(註:容赦なく厳罰に処す)!
支持(7)
爱潮牌爱户外[北京]
大粛清をやろうぜ
支持(15)
tinnoopy[广东深圳]
愚昧无知な人々だ!
支持(27)
用户d4vflx35s9[天津]
これは传销(註:マルチ商法)と同じだよ。
多くの人は商络(註:商業聯盟網絡、business alliance network)で传销してるけど、いずれ面倒になるんだよ
支持(13)
手浪用户2545033821[广东汕头]
殺せ殺せ殺せ
支持(7)
手机用户[四川成都]
人は苦しいときに最も容易に心の安らぎを求め、デタラメな宗教を信じてしまう。
支持(9)
手机用户[湖南长沙]
ほかに供掺裆(註:発音が「共産党 gong chan dang」と近似)もあるよ!
支持(14)
手机用户[广东汕头]
騙された脑残(註:あほ、知的障碍者)は言うに及ばず、教育の両極化も同じくらいひどい。
支持(6)
手机用户[广东广州]
支持(15)
一个药学儿[浙江绍兴]
法に則って取り締まれ!
支持(2)
中国報道:中日韓三国の製造業対決。韓国メディアは韓国はサムスンだけではだめと語る。
・中日韓三国の製造業対決。韓国メディアは韓国はサムスンだけではだめと語る。
2012年10月01日 10:33
//tech.ifeng.com/it/detail_2012_10/01/18026075_0.shtml
これまで韓中日三国の構造は明確に分かれていた。日本の専門は高端技術、部品、設備で、韓国と中国はそれぞれ中端、低端技術製品だった。しかし、2008年にアメリカを端緒とする世界金融危機が起こって以来、こうした構造は速やかに競争の構図へと変わった。近いうちに三国は乾坤一掷の全面競争を展開するだろう。もし今後3~5年で、韓国の製造業が有効な対応をとれなければ、韓国は「東北アジア製造業三国志」で唯一の敗北者となるだろう。
・中国は家電等IT製造分野で次々に世界の頂きへと登っている。
通常の場合、組立、部品、材料等をもって順序とする産業化や競争力の拡大はとても困難だ。現在、組立成品分野において、一部物品のほか、韓国は最高の競争力を保持している。しかし過去に組立分野の競争の宝座(註:玉座)が欧洲からアメリカ、日本、韓国へ移ったように、各産業の偏りがかなり大きいとはいえ、これからまた中国へ移る可能性は大いにある。
中国が容易に競争力を高められる分野は、組立の種類が比較的少なく、標準化された種類が比較的多くて、「黑匣子(black box)」的個人技術を必要とせず、生産現場に揣摩领悟(註:研究しよく理解する)知識をあまり必要とせず、台湾と協力できる分野である。この点から見ると、中国が大躍進を実現できる可能性のある分野はIT産業であり、実際にこうした兆候は現れている。
テレビ等IT組立成品製造分野では、現在韓国が最高の競争力を有しているとはいえ、もし工場が所在する国家の生産量をもって輸出統計を精確に行えば、情况は異なるところが出てくるだろう。中国は製靴、繊維等労働力密集型業種だけでなく、先端IT分野においても、2001年よりテレビとエアコンを始めとし、順にパソコン、冷蔵庫(2004年)、DRAMや非存储器(註:非メモリー)の芯片(註:チップ)(2006年)等を含む分野で韓国を抜いた。これからはより高付加価値産業へと進む。この統計データは跨国企业(註:グローバル企業)の中国国内工場で生産された製品も含んでいる。中国にある跨国企业の先端技術工場が、中国の国内企業に先端技術を学ぶ有利な条件を提供。これが正に中国企業が韓国のライバル企業を超える時間を早めた原因の一つである。
コンピュータ産業の情况から見ると、中国は21世紀初めから世界最高の競争力を有しており、占有率においては韓国と日本を超えている。去年世界第二位を占めた联想(註:レノボ)は、今年惠普(HP)を抜き世界第1位になった。この過程で、韓国のコンピュータ企業関連の仕事場は、三星電子とLG電子等の極少数のほかは大部分がみな消失した。
中国企業のテレビ、冷蔵庫、エアコン等家電分野における飛躍は更に注目を浴びている。今年、冷蔵庫とエアコンの全球排名(註:世界ランク)第一の企業はそれぞれ海尔(註:Haier)と格力(註:Gree)だった。中国のテレビの国内市場においては、海信、创维、长虹、TCL 、康佳等中国企業が上位5位を占めた。中国ブランドの跨国企业である海尔が握る研究開発、製品企画、生産、营销(註:マーケティング)能力はほかの跨国企业にも匹敵する。海尔の去年の総売上は233億ドルに達し、每年20%の高い伸びを保っている。
智能手机(註:スマートフォン)、智能电视(註:スマートテレビ)等の機能が絶えず進化する先端技術製品で、中国企業は依然三星電子等の先進企業と一定の差があるとはいえ、中国IT企業の追随速度は驚異的だ。
新世代の核心競争力の要素であるソフト分野で、中国は2001年~2009年の間、年平均30%以上の成長速度を保っている。これは中国政府の重点的投資だけでなく、台湾のチップ企業との協力で韓国と日本との技術的差を縮めたからだ。韓国のソフト専門の人材は2000人余りだが、日本は2万人で、中国の目標は10万人を養成することだ。
鉄鋼、石油化学等の規模集中型産業も、似た状況になる可能性がある。中国が每年生産する7億tの鉄鋼は世界の総生産量の50%に相当し、もし10%の過剰生産量を近隣の国に移せば、韓国と日本の内需市場は重傷を受けるだろう。韓国と日本の年間鉄鋼生産量はそれぞれ6800万tと1億tだ。
・韓国製造業の「空洞化」
中国製造業の競争力及び実力の上昇は、最終的に韓国企業の世界市場における占有率の下降と原材料組立工場の海外移転を招くだろう。もし優勢を占める中国企業が内需市場を平らげてから海外市場に進出すれば、韓国企業はこの局面に対応するため、競争力を高め市場開拓するのに有利な場所へ工場を移さなければならない。その時になると、韓国は「三重の打撃」を受けることになる。即ち国内の仕事場が相対的に減少、関連製品の輸出量も減少、韓国経済の国内総生産(GDP)も縮小する。
こうした情况は次第に現実となりつつある。例えば、韓国企業製造のスマートフォンの海外生産量が占める割合は、2010年の15.9%から今年第一季の79.7%へ激増している。その結果、韓国の携帯輸出額は去年の273億ドルから今年の200億ドルへと、70億ドル以上も減少した。これは、三星電子等の企業が主力工場をベトナムや中国等に移転したからだ。三星電子がスマートフォン分野で苹果(註:アップル)を超え世界トップになったとはいえ、スマートフォン輸出額は減少し続けている。
更に深刻な問題は、こうした現象は更に加速する可能性があるということだ。もし13億の人口を有する巨大市場中国がこれから組立成品競争力を備えたら、世界の企業はみな争うように中国に工場を立て、核心部品供应商(註:サプライヤー)も同じく中国に進出するだろう。三星電子が今月中国西部西安に70億ドルを投資して新世代のチップ工場を建てたのも、こうした動向の一つの側面だ。もしこうしたモデルが繰り返されるなら、韓国国内の製造基地の「空洞化」現象は全国規模に拡大するだろう。韓国製鞋企業が大挙して中国に進出して後、釜山の沙上工業団地の製鞋集群工業団地区が現在は完全に消失しているのと同様に、製造業分野でも「第2、第3の沙上工業団地」が現れるだろう。
・日本:世界最高の技術競争力の地位は纹丝不动(註:びくともしない)
経済危機と競争力の減少により、日本は既に製造業生産基地としての役割を失ったため、海外への生産基地転移が加速している。円高と電力危機もこうした趨勢を助長。そのうち一部は韓国に移転している。日本国際協力銀行は、日本のIT企業の海外生産比率は2008年の43.4%から去年の49.0%に上昇し、2014年までには53.7%になるとしている。
最近、日本では技術漏洩等の問題が懸念される部品、原材料等の核心分野においても、果断に海外移転が進められている。日本の核心企業が海外に進出すれば、日本企業の生産システム再編だけでなく、東北アジアの分業構造の変化も刺激するだろう。しかし日本企業の情况は韓国とは明確に異なる。それは、日本は部品や原材料、設備等の分野で絶対的優勢を有しているからだ。韓国の每年日本企業から70%~80%のチップ設備、50%のディスプレイ設備、30%~40%のディスプレイ部品原材料を輸入している。世界ランキング第一の日本の強い小企業の数は1500社以上に達し、ドイツとともに世界をリードしている。そのうち、京瓷(註:京セラ)(総合電子部品)、日本电产(硬盘驱动器(註:ハードディスクドライブ))、村田製作所(陶瓷电容器(註:ceramic capacitor))等の多くは世界最先端技術を備える企業である。
・製造業新三国志で、韓国は最も不利
現在のこのような「韓中日製造業三国志」の局面において、最も不利な国が韓国だ。
それは韓国が最も小さい国で、また明らかな絶対的優位性を持っていないからだ。韓国が優位を占める部分は、大企業の素早い意思決定により、先发制人(註:先んずれば人を制す)大規模投資を展開し、製造技術を中心とする組立成品分野だ。しかしこうした優位性は、中国等のライバル国の学習によって急速に衰えつつあり、また組立成品分野の競争力も既に頂点に達し、次第に弱くなっている。このほか、韓国組立成品分野の競争力も、わずかに三星等の少数大企業に製品に限られる。
『日本経済新聞』のある調査結果によると、主要50品目のうち、韓国企業がスマートフォン、テレビ等8品目で栄えあるトップだったが、そのうち三星グループが7を占めた。もし三星グループが揺らげば、韓国経済全体も必然的に動揺するだろう。これはとても脆弱な構造である。
中国は13億の人口を有する巨大市場を基礎とし、厖大な「规模经济」の絶対的優勢を利用し、組立成品分野を中心として世界最高の競争力を確保するだろう。そしてこの過程で、中国に進出した跨国企业は中国本土企業に先進技術と経営モデルを伝え、間接的援助を提供するだろう。
世界最高技術を備える日本企業は韓国より遥かに多く、今後産業化に入る分野でも、日本の技術の蓄積は世界第一だ。高附加值部品原材料設備分野を中心とする日本の絶対的優勢は、短期的には動揺しないだろう。
・韓国生き残りの道:競争力を備える世界トップレベルの中小企業を育てること
韓国の生存戦略は何か?結論は、堅実な中小企業が製造業部品、原材料、設備分野を引っ張ることで、新しい增长动力(註:成長エンジン)を現有の增长动力に代えることだ。50年を経て、製造業を主として成長してきた韓国は、サービス産業を主とする国には急に変われない。绿色(註:グリーン)、産業融合分野でも、韓国と发达国家(註:先進国)との差は大きい。
そして韓国の中小企業が新世代の增长动力になるのは難しい。国際競争力を備える韓国中小企業は10社にも満たず、また中小企業は大企業と比べ、生産効率、研究開発、营销等の方面の差も更に広がっている。
容易ではないが、チャンスと可能性は充分だ。それは中国が部品、原材料、設備分野で韓国を抜きたいと思ってもまだしばらくの時間が必要であり、また産業化の過程で蓄積された力がまだあるからだ。中小企業を成長と就業の原動力とするために、韓国政府は過去大企業を育成したように積極的に力と支援を提供すべきだ。そのほか、関連制度と政策を改正し、現状を打破すべきだ。
3000社を超える世界トップレベルの中小企業を育てることは蓝图(註:青写真)を発展させる一つだ。いかなる国も、ただ世界トップレベルの大企業を有するだけで先進国へ発展していない。もし、3000社が難しいなら、少なくとも300社または100社は育てること、これは「燃眉之急(註:焦眉之急)」だ。韓国が組立分野で競争力を培養していた過程で、日本が韓国に部品や原材料、設備を提供したのと同様に、中国が組立分野を発展させるとき、韓国も過去の日本のような働きができる。もしこれが成功すれば、韓国は将来10~20年の增长动力を確保できるだろう。しかしもし失敗すれば情况は楽観できなくなる。
*この記事に対する反応はこちらにて。
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中国報道:安倍晋三が再び自民党党首に。曽て日本の戦争の罪を否定したことあり。
・安倍晋三が再び自民党党首に。曽て日本の戦争の罪を否定したことあり。
2012年09月27日01:58
//news.sina.com.cn/w/2012-09-27/015825260715.shtml
日本最大野党の自民党で26日午後、総裁選が行われ、前首相(註:元首相)安倍晋三が相手候補を破り自民党総裁となり、これで二度目の自民党総裁となった。
安倍晋三は当選後、できるだけ早く野田政権に衆議院解散をさせ、総選挙前倒しを行い、自民党が再び政権を執り重責を担うよう着手すると述べた。
これまで野田佳彦は执政党(註:与党)民主党の党首選挙で歴任を果たしてきた。
では、日本の政局には二大政党が新党首を選出後、どのような変化が起こるだろうか?
日本政界の先行きはまたどのようになるだろうか?
司会者:まず26日午後に行われた自民党総裁選の具体的状況を教えてください。
記者:この度、自民党党首選に立候補したのは全5名、それぞれ元首相安倍晋三、元自民党政務調査会長石破茂、元外相町村信孝、幹事長石原伸晃、そして代理政務調査会長林芳正。国会議員と党員による最初の投票では、石破茂と安倍晋三が第一位、二位でしたが、全候補者は過半数票を得られず、選挙規定に基づき、両者は党内国会議員のみの投票による对决投票(註:決選投票)に進みました。結果、安倍晋三が108票対89票の小幅リードで逆転、石破茂を破り新しい自民党総裁に選ばれました。
情報によると、安倍の任期は2015年9月までで任期は3年です。これは自民党が1955年成立以来、初の元首相の党首再就任です。安倍は当選後、首相を務めた経験を活かし、全力を以て自民党に政権を奪回するという目標を実現すると語りました。
司会者:安倍晋三の政治経歴及び彼自身の政治傾向はどのようなものですか?
記者:安倍晋三は政治家一家に生まれ、彼の外祖父は20世紀中頃の首相岸信介で、父の安倍晋太郎は生前、中曽根康弘内閣の外相を務めたことがあります。1982年11月、安培晋三は時の外相である父安部晋太郎の秘書官を務め、そこから政界に進みました。
1993年以来、安倍は四期連続で衆議院議員に当選。2000年には森喜朗内閣の官房副長官に任命、2003年には自民党幹事長に任命され、時の首相である小泉純一郎の有力な助手となりました。2005年10月にはまた内閣官房長官に転任。2006年に自民党総裁に当選、首相となり、安倍晋三は日本で初めて戦後生まれ及び戦後最も若い首相となりました。しかし就任して一年も経たぬうちに、自民党は参議院選挙で惨敗、参議院で第二政党となりました。安倍は同年9月に個人的健康問題及び国会問題が行き詰まりに陥ったこと等を理由に首相の職を辞しました。
これほど長い政治家人生において、安倍はずっと強硬な保守派政治家のイメージを見せてきました。彼は何度も日本の戦争犯罪を否認しただけでなく、「日本の戦犯は犯罪人ではない」という観点を掲げ、更に何度も日本が第二次大戦中に犯した戦争犯罪から逃れるため、小泉純一郎の靖国神社参拝を堅く支持、また自身も参拝し、中国、韓国政府と舆论の強烈な譴責と不満を引き起こしました。
司会者:自民党総裁選が尘埃落定(註:決着する)後、日本政界の先行きにどのような変化が起こるでしょうか?対中関係で、もし自民党が再び政権を握ればどのような姿を見せるでしょうか?
は、野党自民党の新党首として、安倍が就任後まずやるべき仕事は首相野田佳彦に衆議院解散を迫り、政権奪回の機会をつくることだと見ています。これは大変あり得ることで、なぜなら目下国会衆参両院はそれぞれ与党と野党が一方を制していて、もし野党が重要法案の国会審議問題において野田政権に対し反対すると、野田政権の執政に大変大きな障碍が生じます。同時に、民主党は現在消費税増税問題により党内分裂を引き起こしており、衆議院の議席優勢も既に十分ではありません。そして野党にはもう一つ野田内閣に辞職または衆議院解散を迫る杀手锏(註:切り札)があり、それはもうすぐ開かれる秋季臨時国会で衆議院の『内閣不信任案』を持ち出すことです。しかし民主党を引き続き与党でいさせるため、民主党党首を務める野田首相は安倍と通じ、総選挙後の連立与党を実現することが予想されます。安倍が自民党総裁に当選後、日本与野党の政治利益の博弈(註:駆け引き)は愈演愈烈(註:ますます激しくなる)ことが予想できます。
自民党が結局政権に返り咲くのか、及び対中関係に変化が起こるのか?今はまだ観察を続けなければいけません。なぜなら安倍は日本政界において「鷹派」政治家の呼び名を持っており、強硬であることが安倍の政治的信条と言えるからです。外交政策において、安倍はこの度の選挙で日米同盟の強化、中日関係の改善を取り上げたが、同時にまた钓鱼岛问题において強硬な態度を採りました。対中関係において、日本国内の民族主義感情の高まりという現状を鑑みて、安倍は自民党内の保守派政治家の代表として、より現実的利益を重視し、中日関係の緩和を図ると同時に、領土問題に対しては強硬な態度を続けるという立場を採る可能性があります。
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